2020-01-01から1年間の記事一覧

ぐちゃぐちゃの頭の中をどうぞ

考えたくないことは考えないようにして ヘラヘラ笑いながら生きている 友人は 前に進むために 僕はずっとここにいるために思考を巡らせ それでもお互いのことを友達だと思っている それもいい 違うから惹かれ合う 人を見放し 人に見放されて また出会う アパ…

4、偶然、運命

運命論者だ 中学のころ 自転車通学者に配られるナンバープレート(学年ごとに色が違って 何か問題が起きるとすぐ特定できる ノーヘルとか)の番号が44番だった 4という数字は日本では忌み嫌われることが多いが うちの母はポジティブ人間なので、「良い」の「4…

歌詞

ドライフラワーを燃やして 取っておいたお揃いのタバコの空き箱を燃やして お揃いの茶碗を割って 火にくべた 燃えないゴミ よく燃えそうな 空虚な日々の消費 歌詞の中の君はずっと同じ 生きながらくたばっている みんなに聞こえるでかい声で歌い出したい夜 …

何者にもなれないまま

思い立って なかなか消せないでいた元恋人の写真を全部消した 旅行に行った時の風景の写真とかも全部消そうと思ったけど せっかくよく撮れているしな、と踏みとどまり 恋人の顔が写っている写真だけを消した 5年後か10年後か(そもそもそんな先のことを考えら…

それもエビ餃子

刹那的に生きることこそが人生だと思っていて 食べたいものがあればお金に余裕がなくても買いに行くし 昼から酒を飲むし 夜まで寝ていたりする 友達でも恋人でもない人から快楽主義だと言われた なるほど 僕にとってお金は快楽を得るための手段で 積み立てた…

1日の中で一番夜が好きだ それも深夜 人の気配がなくていい 今住んでいるところは田舎だけど 深夜に煙草を吸いに外に出ても 車の音もしないような所じゃない 実家と似ている 遠くにオレンジの規則正しい灯りが見えた 道路を照らすあの灯りを見るといつも 家…

墓参り

祖母の墓参りに行ってきた 6/13が命日なので毎年群馬まで行っている 今年は甥っ子と両親と4人だった 母は直売所とパン屋が大好物なので 高速道路は使わず 下道で決まった店に寄りながら向かう 長野を通るので 高原レタスを買い 搾りたての牛乳でできたソフト…

すり減らし

深い器の縁を 確認するように指でなぞり続けて 少しずつ 少しずつ すり減らす あんなにたくさんの水をたたえていた器が もう 皿のように浅く薄い 気まぐれで水を注いでやると すぐいっぱいになる いい調子になって注ぎ続けると ひび割れたところから水は溢れ…