顔 睡眠

 

今日 用事があって行ったATMの 中についている背後確認用の鏡で自分の顔を見ると まるで浮浪者のようだった

髪は割と短く 清潔感があってもよさそうなものだが 顔に生気がなく 焦点が合っていないような目をしており 死ぬ直前の人のようにも見えた

また にきびが潰れてできた瘡蓋を できるたびに剥がしてしまっていたので 左頬に跡ができてしまった かなり醜い

 

 

怒ってばかりいるとどんどん顔が醜くなるという  確かに 都会によくいる 1人で何かに怒っている人の顔を 美しいと思ったことは一度もない

あながち当てずっぽうでもないらしい

 

 

呆けてしまった老人の感情がない顔は少し不気味に感じる

もしかして 深夜にテレビ画面に向かう時の自分の顔もあんなような顔なのだろうか

 

笑ったり 怒ったりするとき よく顔が動く人が好きでじっと見てしまう

羨ましくて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここのところ 用事がなければ一日中眠りこけている 起きるのは昼前か過ぎなので 15時ごろの昼食の後 猛烈な眠気がやってきて 起きると19時だ そのあと夕食を食べて そこでまた寝てしまう時もある そうなると起きるのは22時だ

そういう日は こんな非生産的な人間は死んだ方がましかもしれない という気持ちになる

野生のカメとかの方が動いてるんじゃないか?

 

 

起きている時間がこんなに短いと 寝ている間に見ている夢が現実かと思ってしまう

今日は 気まずくなって話さなくなった男の後輩と一緒に遊園地に行く夢を見た

2人とも楽しそうだった

 

もし向こうも全く同じ夢を見ていたとしたら物凄く珍しいけど そんな話をすることもなくなってしまったので 奇跡が起きていても 無かったことになってしまう

 

普段 彼のことは全く気にならないのだが

そういうところは 少し 寂しいと思ってしまう